9/11/2015

息子が気に入って最近よく見ているYoutube!, 7年半前の悲しい出来事

    昨日の夜中の12時過ぎにNHKで放送予定だった ”NEXT 未来のために”という番組で「つんく」さんの特集をやると知っていたので、絶対見たいと何日も前から思っていて、録画準備もしてテレビの前でスタンバイしていましたが、関東圏内大雨、土砂災害の特別警戒などのニュースの為、番組中止になってしまいました(でもこちらも先ほど鬼怒川の堤防が決壊し、栃木、茨城などの関東から東北まで広範囲にわたって川の氾濫が起き、特別警戒、避難勧告が出されるという大惨事になってしまっている様です)

    台風が去ったと思ったら更なる災害で、明朝のニュースを見るのが怖い気がします・・・。  

    9月に入って何回太陽を見たか・・・と晴れた記憶が殆ど無い状態ですが、私の 苦手で毎年非常に長く感じる夏も、過ぎてしまうと早かった様な気もしています。


  今年の夏は世界水泳に世界陸上に、盛り上がった甲子園、バレーボールのワールドカップなど、スポーツの話題が豊富で、そのお陰で苦手な夏がやや元気に過ごせた感じもしているところです。


  最初に触れた話に戻りますが、このブログに投稿するのはどうなのかというジャンルの話なのかもしれませんが、昨年(2014年)3月に咽頭癌を公表したつんくさん(歌手でプロデューサー、1968年生まれ 東大阪市出身)が、声帯摘出手術をを行って声が出ない状態であるというニュースを見たのが今年の春だった記憶があります。   昔からわりと歌い方のセンスがいいと思っていたのでファンだったこともあり(シャ乱Qのファンという訳ではありません・・・)、歌い手が声を失うという現実をどの様に受け止めているのか、またどれだけ辛い事かと思い巡らしていたのですが、そのニュースが出た辺りから、シャ乱Q(年代が違って知らない方はごめんなさい 
!)のヒット曲がテレビで流れる様になり、その頃から今でもずっと私の小2の息子がYoutube見ながら聴いている曲がなんと ”シングルベッド”。 

  「私のもう一つのブログ」に載せた、カラフィナの ”未来” も相変わらず聴いています(^-^)
   でも、歌詞の内容は解っていなく、「僕の二段ベッドのほうがいいけどね 
!!」と言いながら聴いてるのが非常に笑えるのですが・・・。

    ちなみに私が最近よく聴きたくなる曲は、今井美樹さんの「Good bye Yesterday」。もうひとつのブログにアップロードしておきますが、これもお薦めです!


  今は医学も発達し、無くした声が取り戻せる時代だそうですので、つんくさんもまたきっと歌える日が来るのではないかと思い、応援している今日この頃です。


 7年半前の悲しい出来事   

 咽頭癌といえば、14人いる従兄妹の中で子供の頃から一番親しかった従兄が(千葉に住んでおり、幼い頃から私と双子の兄が遊びに行くたび、ドライブや海やお祭りやその他本当にいろいろな所に連れて行ってくれたり、遊んでくれ、面倒見が良く頼りがいのある人で、私が大人になっても「昌夫お兄ちゃん」と呼んでいました)、7年半前に奥さんの精一杯の看病を受けつつも49歳の若さで亡くなりましたので、とても身近で人ごとでない病気に思われます。   

    亡くなった従兄は長年製薬会社に勤めており、非常に忙しい日々を送っていたことは知っておりましたが、若い頃から丈夫で元気だと思い、大病するとは想像していなかったこともあり、このあまりに早い別れを受け入れられるはずも無く、私の人生観も大きく変わるような出来事でした。
  従兄の場合は「上咽頭癌」といって、喉というより鼻の裏側にできた癌で、声帯を摘出するとかしないとかいう選択は無く、最初から手術のできる場所ではなかったということでしたが、亡くなる直前まで従兄の母親である叔母の配慮により、癌だということを知らされずにいた為に、やっと末期の癌だと知ることができて見舞いに行ったのが、亡くなる1ヶ月半ほど前であり、その時は、意識や会話はできるけれど寝たきりで動くことは大変な状態でした。  

  闘病中のもっと早い時期に見舞いに行かれなかったことがショックだったのと、病状に対してもそんな時期に本人に何と言葉をかけたら良いのかわからず、本人の前で泣かずに話すのが精一杯で、面会後、ただただ悲しく落ち込んだことが思い出されます。
  危篤の知らせを従兄の奥さん(二人は稀に見る仲の良い夫婦で、私は学生時代から相談事はほとんど妻の和子お姉ちゃんにしていて、今もお世話になっています)からもらい、車で千葉の病院にかけつけましたが、やはり少し遠くて間に合わず、しかもその翌日に父が入院先の病院で容態が悪くなり亡くなるという、説明のしようが無い心情を経験したものでした。
  父の場合は長い病院生活でしたが、その間外泊やそれなりの看病もしたつもりであり、最期も急に病状が悪化したというわけではなかったので、ある程度覚悟も出来、悔やまれるという思いはそれほどはありませんでしたが、従兄については先ず年齢が若すぎたこと、それにあれだけ長年お世話になっておきながら、病気を知らず、励ますことも出来なかったことが今でも残念でなりません。

  配慮と言ってももっと早く知らせてくれるべきだったと、泣きながら叔母を一度だけ責めたのを覚えていますが、2年半前にその叔母も亡くなり、その時には後悔したものでした。

  相次ぐ命日は2008年2月でしたが、亡くなった従兄の誕生日が8月21日で、今年はお花は送ったものの、お墓参りに行かれませんでしたが(和子お姉ちゃんゴメンナサイ !)、人には自分で選べない境遇というものがあって、それを変えることは無理な上、いつその様な境遇が訪れるか分からないのであれば、本当にわずかな時間をも無駄にせず生きていかないといけないとつくづく考えさせられるので、我が子にもその様なことを折りにふれて伝えているところです。


私について  

   今年の秋は、いろいろと声がけをしていただいたりご縁もあり、久しく行っていなかったコンサートホールにあちこち出掛ける予定が入っており、コンサートホールと言えば子供の頃から行く機会が非常に多く、馴染みのある場所であり、あの緊張感がありつつ、響きわたる音に包まれるという感覚と雰囲気が昔から大好きなので、今から楽しみです。


  一番聞かれる「今の私の状況」ですが(私の都合で連絡していないにも関わらず、どうしているか心配していると伝言が入ってきますので、申し訳ないと思いつつ・・・)、私事については、今年3月の投稿でご紹介した弁護士の先生の、温かく、抜け目の無いお力添え(というより私が丸投げ状態 !?)のお陰で着実に進展していますので、かなり元気に過ごせています。


  今はこのぐらいのご報告にさせていただいて、「訳が解っていないけど、曲が大好きでいつも息子が見ている動画」をちょっと・・・。  

                 シングルベッド
         


  9月に会おうねと約束をした友人達にここで一言。
  「中旬以降に必ず連絡するのでもうちょっと待っててね !!」

  皆さんも充実した秋をお過ごし下さい・・・。