10/04/2017

芸術の秋がやってきました・・・プロを目指す人も趣味でやる人も、基礎をしっかり、そして音楽を楽しんで下さい!

 10月に入り爽やかな日が続き、例年より早くから咲いている金木犀の香りにホッとしております。

 いろいろな方が、私がブログをやめたと思っているそうですが(笑)、これまでもずっと、たまーに投稿していた気まぐれな私でしたが、今回は少々長い冬眠(季節が全然違う!と言われそう…)でもしていて目が覚めたぐらいに思って、また気まぐれな投稿を読んで下さったら嬉しく思います。
 皆さん如何お過ごしでしょうか?

 夏休みを含む今年の夏は、受験生ではなく、音大、音高などに通う生徒さんの補講レッスンや楽典補講に時間を割いておりました。
 8月下旬まではそれに必死で、私の子供達にも夏休み最後のほうまであまり時間をつかってあげられず、ラスト1週間ぐらいで慌ててあちこち遊びに連れていったという感じでした。
 
 そんな夏休みのレッスンを振り返ると、とにかく生徒さん達の課題が多く、歌もピアノもレッスンする曲数が相当多かったので(皆さん学校からの課題も多かったですね)、休み中に形にするのにいっぱいいっぱいで、楽しく演奏するところまで導けなかったのが反省点です。
 「形にはしたから、あとは自分で頑張って・・・」と、ある意味時間は限られているから1曲に時間を沢山使えないので仕方がないかもしれませんが、「楽しく演奏できる」のが大切であるので、未だに気掛かりでもあるわけです。

 最終的に音楽は楽しく演奏するものだと思っています。
 ただ、演奏していて楽しいと感じるのは、綺麗な声で歌えている、または綺麗な音でピアノの演奏ができていると感じられる時だと思います。
 「すごい」とかではなく、綺麗な音色・・・。
 そういう演奏をするのには、やはり基礎がきちんとできていなくてはならないので、プロを目指す人はもちろんのこと、趣味でやっている人も基礎、テクニックの習得にはちょっと時間をかけて、しっかり学んでもらえたらと思います。

 コツを簡単に一言。

 歌は体をしっかり使って喉は使わず超楽に。
 息の量は減らして減らして、響きに変えて高い場所から声を出す。

 ピアノは、手は小さな卵を軽く握っている形で、指は伸ばさず丸く。
 肩や肘の力は全部抜いて、体の重さを指先にもっていく。

 まだまだありますが、少なくともこのくらいは身につけいい音色で演奏できたら楽しいかと思います。

 芸術の秋・・・私も沢山の音楽に触れていきたいと思っていますが、先ずは学校、音大、楽団なども協賛のコンサートに携わっているので、それが無事終わったら、芸術鑑賞を楽しみたいと思っています。
 
 それと並行して、レッスンのほうもそろそろ厳しく指導していこうと思っていますが、皆さんついてきてください!

 夏に忙しくて、出演している音楽仲間からご案内をいただいていたのに行きそびれた、二期会のフランスオペラ「ばらの騎士」・・・。

 今秋、芸術鑑賞レスを取り戻したい!と切望しているところです。

 皆さんも、実りある素敵な秋をお過ごしください。