11/15/2025

ピアノ伴奏の秘訣・・・合唱コンクールで最優秀伴奏者賞を!!

  例年よりもインフルエンザが数か月も早く大流行し、大学の総合型(旧AO入試)や公募推薦などで受験する高3の子たちは、体調管理に限りなく神経を使わなくてはならず、本当に大変な時期になっております。中学や高校、大学の一般受験の頃には逆にインフルの流行は落ち着いているかもしれませんね。

 しばらく投稿をしておらず、気が付けば今年もあと1か月半…。月日の経過は大本当に早いものですね。

 さてそんな受験シーズンのさなかですが、合唱コンクールの伴奏をすることになったという生徒さんが数人います。以前から伴奏について、私の生徒さんに限らずいろいろな方に発信したいと思っていたのでこの機会に『ピアノ伴奏の秘訣』について少々書いてみようと思います。

 まず、ピアノ伴奏(声楽、弦楽器、管楽器、合唱etc.)をするにあたり、素人だからと言っても絶対にできなければならない事があります。

1.絶対に止まったり弾きなおしをしない

2.勝手にテンポをくずさない(変えない)

ソロで演奏する場合も、発表会はそれほどではないとしても、コンクールやオーディション出場のレベルになると、途中で止まったり弾きなおしをしないことはクリアするものですが、この場合、万が一”やらかしてしまう”ということがあっても自己責任で済むといえば済みます。ただ誰かの伴奏をするとなると、「止まる」「弾きなおし」「テンポをくずす」は100%やってはいけないので、それができるようになるまで練習することが出来ない場合は、そもそも伴奏は引き受けないほうがいいです。

 そして、次の段階になると、歌の歌詞も覚えて演奏者と呼吸を合わせるとか、ブレス(息継ぎ)を演奏者と一緒にする、音量を揃えていく(歌の邪魔にならない音量だけれど歌がなくピアノだけのところはしっかりアピールする…ということをやっていくわけですが、それ以外に皆さんがあまり意識していないけれどもどうしても実践してもらいたい大事なことをお伝えしたいと思います。今回は歌の伴奏、合唱の伴奏の説明をします。

 例えば、私の息子の高校の合唱祭で息子のクラスが披露した「栄光の架け橋」の歌詞を例に挙げると、冒頭の歌詞は「誰にも見せない 泪があった~」ですが、歌の伴奏の際には子音ではなく母音で合わせる!ことが非常に大切です。冒頭の部分をローマ字で書くと「darenimo misenai  namida ga atta~」となりますが、出だしの「dare」の部分で説明すると、「d」ではなく「a」、「r」ではなく「e」、すなわち”母音”に合わせてピアノを弾いていくのが重要なポイントです。といっても全ての歌詞(単語)を母音で合わせるのはプロでも至難の業ですから、フレーズの最初の部分(ブレス後の次の出だしの言葉)だけでも歌詞の母音の部分に合わせてあげられるように練習できると、素晴らしい伴奏になるのです。子音に合わせる感じだと、歌い手にとってはややピアノが先に入ってくるように聴こえて歌いにくい上、それが聴き手にとっては息が合っていないようにも聴こえてしまう…のです。

 弦楽器や管楽器の伴奏の場合は、この「母音」にあたるのは、音が完全に鳴ったところになります。特に管楽器は、息から音になるところをしっかり聴き、鳴った瞬間に合わせていくのです。

 歌の伴奏の話に戻りますが、「誰にも見せない」の「da」、「泪があった」の「na」、「人知れず流した」の「hi」、「泪があった」の「na」、この単語の子音ではなく母音に合わせて弾いて下さい!

 慣れてきたら、フレーズの最初だけではなく、最初と最後の単語を母音に合わせるようにしていって下さい(先ずは最初だけでも充分です)。

 最初だけでも母音に合わせて弾くことができれば、伴奏者賞や最優秀伴奏者賞は間違いなしです!!!

 こと投稿を熟読し、伴奏の難しさを乗り越えて楽しさを知り、賞を狙ってみて下さい。




9/01/2024

この夏に発表会を開催しました

  パリでのオリンピック、パラリンピックで盛り上がった今年の暑い夏もようやく終わりました。

 私の教室でも、コロナ禍から延期となっていた合同発表会を、5年ぶりに開催いたしました。

大きなホールでの演奏で、緊張してしまって実力が発揮されず悔しくい思いをした生徒さんもいる様ですが、一つの目標に向かって努力をし、大きなステップを踏めたと思っております。

皆さんお疲れ様でした‼︎



7/16/2024

映画「ニューシネマパラダイス」より‘‘愛のテーマ‘‘を編曲しました

 久々の編曲&投稿です。
 「愛のテーマ」の編曲ですが、ヴァイオリン+ピアノ、フルート+ピアノどちらでも演奏できる楽譜にしました。
 フルート演奏は小澤智子さん、ピアノは江崎理恵子です。

           

3/29/2024

宝塚新人公演観劇 ~受験生の皆さんお疲れ様でした!

  一年以上投稿をせず、それでも私がたまに投稿する他のsnsと違うからと、新しい投稿を待ってくれた生徒さん達に感謝をしております。
 コロナと共存となった今日この頃、グループレッスンの再開、教室の発表会なども再開でき、我が家では長女が先日高校を卒業し、来月からは推薦で決まったら大学に入学します。


宝塚新人公演観劇

 つい数日前、一度は中止になり、振替え公演が行われた星組の新人公演を観てきました。
 生徒さんが主役に抜擢された、喜ばしい公演で、演目は「RRR」
 インド映画という興味深い背景で、主役の演じ方によってかなり違う世界が見られそうで楽しみにしていました。
 全体的には期待以上にハイレベルな新人公演でした。
 生徒さんにおいては、歌、ダンス、演技、全てバランスがとれていて圧巻の演技、嬉しい限りでした。





受験生の皆さんお疲れ様でした

  今年も受験シーズンが終わりました。
 音楽に進んで専門家を目指す子、方向を変えた子も皆、本当にお疲れ様でした。
 第一志望校に合格した子、第二志望校に入学を決めた子、また第一志望校を来年再チャレンジすると決めた子、様々です。
 ただ私は、「通う学校が縁のある場所」だといつも思っています。だからその縁のある場所に行ったら必ず、「ここに来て良かった」と思える時が必ず来る思うのです。
 縁は大事にし、運は自分で掴んで(運の良し悪しは任せるものではなく、掴むか掴まないかではないでしょうか?)いってもらいたいものです。どうか、その縁のある学校へ胸を張って入学をして下さい。


 生徒さんが皆、夢に向かって大きく羽ばたいてほしいと、いつも願っています。



1/03/2023

あけましておめでとうございます ~生徒さんへのお知らせ

  明けましておめでとうございます。

 昨年の大晦日は、いつものように東急ジルベスターコンサートのカウントダウン演奏(今年は鈴木優人さん指揮の交響曲第9番「新世界」より第4楽章)を見ながら年を越し、寒いので初詣はやめたのです、この新世界第4楽章がカウントダウンに成功し、年明けになってラフマニノフのピアノコンチェルト第2番を演奏した、ピアニストの角野隼人(すみのはやと)さんの素晴らしい演奏に感動していたら、その次に角野さんと指揮者の鈴木優人(すずきまさと)さんがバッハ平均律2番のプレリュードの変奏曲のようなものを連弾で、しかも即興で数分演奏を行い、あまりの素晴らしさに絶句・・・&感動しました。新年早々心が豊かになりました。音楽は素晴らしいものです。








生徒さんへお知らせがあります
 まもなく新年のレッスンが始まりますが、年賀状を下さった生徒さん、お返事がまだ届いていないかと思います。遅れてすみません。
 本年もよろしくお願いします。
 今月(1月)の予定はすでにお伝えしてありますが、来月(2月)について、中学生以下の生徒さんは基本的にお休みとさせていただきたいと思います(受験生と大人の生徒さんのレッスンはあります)。
 理由は、コロナがそれほど騒がれなくなったとはいえ、受験生がコロナにかかると支障が出るので感染対策の為です。インフルエンザの流行も懸念される中、学校や幼稚園などでの流行の可能性は高く、そのようにさせていただきたおと思いますのでよろしくお願いします。3月からは通常通りに戻す予定です。
 推薦や総合型選抜で進路が決まっている生徒さんは、しばらく楽しい時期を送れるかと思いますが、これから入試を控えている子達はもうあとわずか、ラストスパートです!!
 今年も受験生をはじめ皆さんが、目標に向かってとにかくく元気に頑張れるように祈っております。


 


2/18/2022

北京オリンピック最中の投稿 〜オミクロン株感染拡大の中での受験生達へ〜 追記(ショパンコンクール第2位 反田恭平の演奏)

 昨年末からオミクロン株の感染が報じられ、今月初旬には第6波などというのがやってきて、東京都の感染者数が2万人を超える日があり、今日(18日)も17864人と、誰が感染していてもおかしくない状況、そして新たなステルスオミクロン株などというコロナウィルスの市中感染が発見されたという、なんとも長いトンネルを抜けられない状態の中、東京オリンピックからわずか半年後ほどで始まった北京オリンピックが行われています。
 このオリンピックでは、日本人選手も皆大健闘をし、フィギュア団体の初メダル獲得から始まり羽生結弦のクワッドアクセル挑戦と認定、鍵山優真と宇野昌磨の銀、銅ダブル受賞、スキージャンプの小林陵侑のダブル受賞、ノルディック複合団体の銅メダル、スピードスケート5種目7レースに出場し、4つものメダルを獲得し、最後は金を獲って締めくくった高木美帆、そして坂本花織のノーミスの演技でロシア勢に食い込んで銅メダル獲得などなど(昨日は坂本花織、4位の樋口新葉の演技にあまりにも感動し、これは娘が生まれた直後(16年前)、真夜中に病室のテレビで観ていたトリノオリンピックの女子フリーで金メダルを獲った荒川静香の鳥肌が立つような演技に匹敵する感じでした)•••のような感動的な明るい話題と、フィギュアの15歳のワリエワのドーピング疑惑や、スキージャンプ団体のウエアでの失格が続出するなどの残念な話題が交錯しています。  
 私はいつものことながら、『やれることを見つけてやる』ということを淡々とやっているだけですが、いつまで経っても収束しそうにないコロナ禍の中、生徒さんの保護者の方たちの意見を聞きながら、延びに延びていた発表会の代わりに、年明けにグループ分けをした弾き合い会などを行い、ひと段落したところで、岐阜の白川郷、飛騨高山辺りを巡ってきました!  
 弾き合い会においては、普段の練習の成果を披露する場となったわけですが、大きなホールでもスタジオなどでも関係なく、大きな発見と収穫があるものだと思っており、きっと生徒さん達も各々感じるとるものがある機会になったのではないでしょうか?  

 現在、日本では受験シーズン真っ只中です。  
 大学に関してはAO入試と推薦以外の一般受験、高校も一般入試を受ける子達はコロナ禍に負けない強い気持ちをなんとか持ち続けながら頑張っている最中です。  
 中には、「コロナ陽性でも試験を受けに行く」とポロリと口に出した子と話し合わないといけない場面もありました。  
 結局、今私は、『自分の周りに起こることを何かのせいにしないで受け入れる』ことと、『一番後悔の少ない道や方法を見極めて選択すること』、これができるのが大事で、私自身もそれをしていかなければならないと深く思っているのです。  
 大変な状況に飲み込まれず、受け入れて目標に向かうという大変な作業をなんとか熟し、目の前の大きな壁は乗り越えるためにあるものだと思って強く進んで行けたら良いですね!


 追記  
 昨年秋の話しになりますが、5年に一度行われるショパンコンクールが、コロナ禍で延期になり、6年ぶりに開催され話題になりました。  惜しくも何故か本選までいかなかった角野隼人、4位入賞した小林愛実さんも含めて素晴らしい演奏家ばかりが揃っていましたが、中でも2位入賞となった反田恭平というピアニストの演奏に、あまりにも感動しました。音色が最高に良く、アナリーゼ(楽曲分析)の知識の凄さや天才的な感性までも感じられ、とにかく凄い演奏です。  
 ショパンの曲の中に、ポロネーズというものがあり、実は数々の演奏家のポロネーズを聴いてきましたが、すごいとは思ったものの感動したことは今までありませんでした。  
 ところが、生まれて初めてポロネーズに感動することができたという反田恭平の『英雄ポロネーズ』。  
 コンクール時の演奏ではなく、コンクール終了後のある番組で演奏したものですが、聴いてみてください。  
 音楽とは奥が深く、これでいいとうことが無いものだと思いますが、自分が納得の行く演奏をし続けていかれるとしたら、それが幸せなことだと感じているところです。

反田恭平「英雄ポロネーズ」

9/26/2021

東京オリンピックが終わって ~近況と編曲楽譜(ファランドール)出版のお知らせ~

 東京オリンピック・パラリンピック(東京2020)が、コロナの影響で1年延期になり、無観客で行われたという歴史的な出来事(7月23日〜9月5日)が終わって早くも3週間が経ちました。
 オリンピックの日本のメダル数は、金27、銀14、銅17、計58個で、しかも金メダルの数がアメリカ、中国に続くものだという素晴らしい功績を残し、この期間は皆さんも同じかと思いますが、私達もテレビ中継が楽しみな日々を送っておりました。
息子が学校で7人制ラグビーを観戦しに行く予定でしたが、コロナ禍のため中止となったのは残念でしたが、自宅観戦でも「無いよりはあって良かった」と考えればいいと、長いコロナ禍全体を含めわりと前向きに過ごしております。

現況と今後について
 音楽教室、その他についてですが、5人以上集まるグループレッスン、合唱、演奏会、音楽ボランティア等については、引き続き活動を自粛しております。
「そろそろどうか」という声が上がっておりますが、変異株の対処も確立しておらず、ちょっと油断すると感染者数がみるみる増え騒ぎとなっている状況を見ると、万が一のことを考えて暫く自粛しておくべきだろうというところです。
個人レッスンについては続けて行っております。

 歌劇団、オーケストラなどで活躍している生徒たちや知人友人も、昨年よりは活躍の制限がされていないようですが、まだまだ感染対策に神経を使い、コロナ陰性が確認できてからの出演など、まだまだ大変です。
公演の休演日や、休日にふらっと遊びに来る生徒さんたちは皆元気そうでホッとしますが、今後も長引きそうなコロナ禍の状況で、私は『状況を受け入れて、その中で一番良い方法を選択していくということをなるべく前向きにやっていく。』
そう思いながら過ごしていこうとしている次第です。

『ファランドール』の編曲をしました
 最後に、編曲と楽譜の出版のご報告をさせていただきます。
ビゼー作曲の「アルルの女」の第2曲であるファランドールという曲のピアノ版アレンジをしました。
久しぶりにアレンジをしたのですが、以前から男の子が発表会などで格好良く弾ける曲を手がけたいと思っており、このタイミングで実現したというところです。
よろしければご視聴のほど、よろしくお願いします。


*ファランドールの楽譜の購入のご案内は下記の「こちら」をクリックして下さい(ミュージックベルズ出版より)
  ↓


 

1/02/2021

明けましておめでとうございます 〜今後のレッスンについてのご連絡〜


 明けましておめでとうございます。

 昨年12月31日の大晦日、東京都の新型コロナウィルス感染者数が1337人となり、本日(1月2日)1都3県が政府に対し、緊急事態宣言の発令を要請したという報道がされました。

 今後の教室のレッスンについてですが、緊急事態宣言が発令された場合には、受験生のレッスンを除き、緊急事態宣言が解除されるまではお休みとさせていただく予定です。

 皆様におかれましてご理解とご協力のほど、よろしくお願い致します。

 コロナ禍に負けず、皆さんと共に頑張っていきたいと願っております。

 本年もよろしくお願い申し上げます。






12/23/2020

Merry Christmas ‼︎ 〜年末年始のお知らせと今年度受験を控えている方々へ

  あまり派手に祝う状況ではないクリスマスとお正月を迎えようとしておりますが、家族で迎えられることだけでも感謝をしないといけませんね。 

 我が家も今年は人混みは避けるべく、イルミネーションなどは見に行かず、娘と、レッスン室の窓に飾り付けをしたりしながら(下の写真のような・・・)家族で過ごすクリスマスの料理の準備をしております。


 年末年始のレッスンについてですが、年内は28日(月)まで行い29日から1月3日までお休みとし、新年は4日からスタートいたします。

 コロナ禍の状況に伴い、生徒さん達には入室前の手の消毒やマスク着用を引き続き徹底していただき、こちらもレッスン室の換気をしながらのレッスンを行っていこうと思っております。


 今年度受験を控えている生徒さん、また生徒さん以外の皆さんにも私は例年以上にエールを送りたいと思っているところですが、中学、高校、大学全ての受験生がコロナ禍真只中に受験をしなくてはならないことは、同じ学年の皆が同じ条件ですから、やはりコロナ禍という状況を受け入れ、コロナのせいにはせずに、ただ頑張るというよりは自分にとって必要なことを考え選び、そして努力をしてもらえたらと思います。どんな経験も将来に生かせると良いですね。

 私の周りにいる受験生には、何かしらのお手伝いをしていきますので、希望は捨てず頑張ってもらいたいと心より願っております。


 皆さんコロナに負けず、良いお年をお迎えください‼︎

(レッスン室の小窓)

 



 

6/03/2020

新型コロナウィルス関連についてのお知らせ(2)

 夏の日差しも感じられるようになりました。
 先月下旬に緊急事態宣言が解除され、6月1日よりお仕事や学校もまた始まるところが多くなりました。
 長い自粛生活で大変だった方も少なからずいらっしゃったことと思います。

 さて、音楽教室について再度のお知らせを致します。

 前回の投稿で、レッスンをごく限られた形でさせていただくとお伝え致しましたが、今月より個人レッスンにつきましては、生徒さんやご家族の外部接触などにおいて特段の条件を設けずにレッスンを再開させていただくことに致しました。
 体調が悪い場合などはお休みをしていただき、またレッスン室入り口での手の除菌、マスクの着用、換気を当面の間徹底して行いながら再開をし、様子を見る次第です。
 そうは言いましても昨日(2日)には東京都で一桁に減った感染者数も34人に増え、今後もまだまだ気を緩める事のできない状況ですので、またレッスンの条件を変えざるを得ない状況になることもあるかもしれませんが、その際にはまたご報告をさせていただきたく存じます。

 グループレッスンにつきましては、今しばらくお休みの延長をさせていただきます。

 今年度の受験生、また受験生の親御様は心配や不安も多々あるかと存じますが、できることを工夫しながら前向きに臨んでいただきたいと願っており、私もできる限りのお手伝いをさせていただければと思っているところです。

 皆様が心身共に健康でコロナ時代を乗り切ることができますように。。。

5/02/2020

新型コロナウィルス関連についてのゴールデンウィーク以降のお知らせ

 ゴールデンウィーク真只中であり、通常ですと皆さまいろいろとご予定を立てられ楽しまれているはずが、この度の新型コロナウィルスの感染拡大防止にともなう緊急事態宣言、また緊急事態宣言の延長により外出を控えていらしたり、また長期間学校や幼稚園に通えずお家で過ごされていたお子様や、お仕事をセーブしてお子さんの面倒をみていらっしゃる保護者の方々においては、本当に大変な日々を送っていらっしゃることとお察し致します。

 私事に関しましては、生徒の皆さんにはお伝えしました通り、住まい兼のレッスン室も完成したことから3月末より新たな場所でスタートをしたところでありました。

 さて、音楽教室の運営についてですが、現在グループレッスンにおきましては休止、そして個人レッスンにおかれましては基本的には休止(事情を踏まえ、一部の生徒さんを除く)という形をとって参りましたが、ゴールデンウィーク明け(5月7日以降)より以下の生徒さんについてレッスンを再開することとさせていただきます。
 尚、個人レッスンのみに限らせていただき、グループのレッスンなどについては今しばらくお休みをさせていただく次第です。
  また、しばらくの間、レッスン中のご両親の付き添いはご遠慮いただき、お子様の送り迎えのみにしていただけます様ご協力をお願い致します。

○学校、幼稚園、保育園など自粛、制限にともない通学等を行っていない方(自粛、制限が無く通常通り通われているお子様に関してはすみませんが今しばらく休止を延長させていただきたいと存じます)。

○ご家族様に通常の出勤等をされている方がいらっしゃらない方(ご両親などが電車などで通勤されていたり、在宅ではなく通常と変わらず出勤されている場合、お子様のレッスンは今しばらくの休止を延長させていただきたいと存じます)。

 私共も、どの形をとるのがベストであるか、結果を見ないと解らないと思っておりますが、今現在感染拡大を抑えるべく換気などを行いながら、感染の確率を減らす条件を考慮し、徐々に再開すべく案を考えた次第です。
 個別にご相談がある方は riekomama@gmail.com までお問合せ下さいませ。

 皆さまが心身ともにご健全でいらっしゃれますよう、心より願っております。


新レッスン室


荒金義久  江崎理恵子 宅




2/11/2020

コンサートに行ってきました ~受験生も皆さんもコロナウィルスの感染が心配ですね

 気がつけばまた1年も投稿をせず、これはまずいと久しぶりに投稿しておりますが、他のSNSに時々アップしていると、ブログの存在がやや遠のいてしまい、怠慢になり反省しているところです。
 先週、昔よくコンサートに出演した懐かしい『すみだトリフォニーホール』のオーケストラとパイプオルガンのコンサートに、中学2年の娘を連れて行って参りました。我が家の男性陣はお留守番で(相談して好きなものを食べに行った様ですが 笑)、娘と2人でオーケストラを堪能させてもらいました。
 この日は指揮者、オルガン奏者さん共に、音楽とは無関係の大学から音大へ転向されたというユニークな経歴をお持ちで、しかも指揮者の中田延亮(のぶあき)さんは医学部から、またオルガニストの室住(むろずみ)さんは東大文学部から東京芸大へと、よく音楽の道への転向を決意されたと驚くものがありました。
 オケは新日本フィルハーモニー交響楽団(コンサートマスターがバイオリニスとの葉加瀬太郎さんそっくりな髪形と弾き方で、娘と盛り上がっておりました 笑)。
 当日演奏された曲はモーツァルトの「フィガロの結婚」序曲、エルガーの「愛の挨拶」、ビゼーの「カルメン」組曲、バッハの「コラール」(パイプオルガン演奏)など約1時間半ほど素敵な演奏を楽しめましたが、中でもマスカーニの「カヴァレリア・ルスティカーナ」より間奏曲(アヴェ・マリア)のオーケストラと室住素子さんのパイプオルガンのコラボ演奏が、あまりにも素敵で涙がこぼれてきました。
あー、今日ここに来て良かった・・・
今日娘を連れてきてよかった・・・
音楽の素晴らしさを生徒さん達に知ってほしい・・・
と思いながら幸せを感じられるひと時でした。
 時々は良い音楽に触れることを生徒さんにも皆さんにも心からお薦めしたいです。

 現在、新型のコロナウィルスが中国武漢から広まり、世界に感染者が広まり始めました。
 情報はニュースからしか知り得ないかもしれませんが、報道されている感染者数などは実際とはかけ離れて低い数値が発表されていることと考えられ、今後や東京オリンピックにも多大な影響を及ぼすと思っております。
 それなりの覚悟をしながら、前向きに生活するしかありませんが、そんな中でも今年度も受験を控えた生徒さんのレッスンに力を注いでおります。
 推薦入試で進路が決まった生徒さんは、羽を伸ばして満喫しているところでしょう。
 只今受験真っ只中、或いは来月の入試に向けて追い込みに入った生徒さんは、とにかく体調を万全に、最後の調整に神経を注がないといけませんが、人生において何度かは迎える『試練』には強い気持ちで立ち向かっておくと、後々の達成感や自信に繋がり、ひと回りも二回りも成長できるものだと思います。ですから、不安などという気持ちを持たず、自分の力を出すのみという観点で今まで向き合ってきたものを発揮してほしいものです。
 今年度最後の受験指導は、恒例の宝塚音楽学校を最後に終了します。3月下旬です。
 その後私は、レッスン室を移し、心機一転、新しい環境を迎えることになります。
 
 次回の投稿はいつになるか未定ですが、今流行っているコロナウィルスの一件が収束し、東京オリンピックで盛り上がる状況を迎えられることを願っております。

 最後になりますが、以前にピアノ版に編曲をしました「アメイジング・グレイス」(中級版のみ)と「白鳥の湖」の楽譜が出版されました。YouTubeの演奏動画からも購入サイトに入れますので、宜しかったら検索をしていただけると幸いです。



アメイジング•グレイス https://music-bells.com/?pid=148633947


 皆さん元気でお過ごし下さい!!






2/01/2019

平成最後の投稿

 なんと1年ぶりの投稿です!!
 本当は昨年末にと思っていたのが忙しくなり、新年にと思ってそれも延期に。
 他のSNSにアップしたりすることもあるのでもうブログ終了しようかと思っていたところ、先月ブログを読んで入会してくださった生徒さんがいらしたり、生徒さんが投稿待ってると言ってくださったりで、あまりにも間の空いた投稿になりましたが今打ち始めました。
 関東地方に雪が降るという予報が昨日出ておりましたが、このブログを始めた時に雪が降っていたのをなぜか覚えていて懐かしくもなり、今日になったように思います。
 インフルエンザが9年ぶりに大流行していて、大変な時期ですが皆さんは如何お過ごしでしょうか?
 この大流行は受験生にとっては天敵としか言いようがなく、私も今年受け持っている受験生がするりとインフルをくぐり抜けられるように祈っているところです。
 
 二年に一度の発表会を昨年無事終えて(皆さん予想以上の素敵な演奏で、本当によく頑張りました。ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました)現在、音楽高校、劇団オーディション、宝塚音楽学校の受験指導に集中し始めたところですが、それとは全く別に今月楽しみなイベントがあります。
 10年以上前からピアノと声楽のレッスンに来ている70代の生徒さんが、港区の某有名式場で金婚式を行うとのこと、その間の演奏を依頼され5曲ほどピアノや歌の選曲をしているところですが、本当におめでたいことと思うので良い式になるよう力添えできればと思っているところです。
 結婚式とはまた違う、結婚50年の金婚式・・・。
 10年目の錫(すす)婚式(またはアルミ婚式)、15年の水晶婚式、20年の陶器婚式、25年の銀婚式、30年の真珠婚式、珊瑚やルビー、サファイヤを越えて金婚式の先には55年のエメラルド婚、60年のダイヤモンド婚というのもあるそうです!!
 調べるとまだまだ名前の付いているものがある様ですが、順調な結婚生活を送られている方はどこかを目標に頑張っていきましょう・・・笑

 この繁忙期がひと段落したころ、日本三景巡りをしてリフレッシュし新しい元号を迎えたいと思っています。
 次回の投稿は平成のうちにはおそらくしないと思いますので、平成最後の投稿になります(相変わらずの怠け者で恐縮です!)。

 皆さん、とにかく栄養をつけて睡眠をしっかりとって、この一年で一番ウィルスの多い大変な時期を乗り切りましょう!!!

2/01/2018

アメイジング・グレイスの編曲をしました

 今晩、雪に変わるという予報がでております。
 10日ほど前にも、東京に大雪が降りました(10センチちょっとでしたが東京では大雪ですね)。
 とにかく寒いです(◞‸◟)
 
 今年のお正月は2日からレッスンをしておりました。
 プロを目指す子たちは、正月も無く頑張ってレッスンに来て私からしごかれておりました(笑)

 そんな中、生徒さん向けにレベルに合わせて作る機会が訪れたのと、今年十回忌を迎える父と従兄の追悼の意も込めてという両方の理由から「アメイジング・グレイス」の編曲を致しました。
 もともとは賛美歌で、「おどろくばかりの神の恵み」などと日本語で訳されていますが、よく追悼の場面で使われることも目にします。
 ピアノ版で、初級と中級を編曲しました。
 そして今回は著作権などはあまり気にせず、出版社と提携せずに弾いてみたい方がいらっしゃったらご自由にダウンロードできるように致しましたので、興味のある方は下記の動画をクリックし、更に「Youtubeから視聴する」をクリックしていただくと、Youtube動画の下の説明部分にダウンロード用のURLを載せてありますので、そこから楽譜の無料ダウンロードをなさって下さい。
 好きなイメージがそのまま譜面になったかなと、そこそこ満足しているところですが、編曲のセンスも磨けたらと思っております。

 生徒さんも次々とインフルエンザでレッスンをお休みしておりますが、大学受験真っただ中ですから、とにかく皆さん乗り切って下さい!!!

アメイジング・グレイス(中級)


 アメイジング・グレイス(初級)

 
 

10/04/2017

芸術の秋がやってきました・・・プロを目指す人も趣味でやる人も、基礎をしっかり、そして音楽を楽しんで下さい!

 10月に入り爽やかな日が続き、例年より早くから咲いている金木犀の香りにホッとしております。

 いろいろな方が、私がブログをやめたと思っているそうですが(笑)、これまでもずっと、たまーに投稿していた気まぐれな私でしたが、今回は少々長い冬眠(季節が全然違う!と言われそう…)でもしていて目が覚めたぐらいに思って、また気まぐれな投稿を読んで下さったら嬉しく思います。
 皆さん如何お過ごしでしょうか?

 夏休みを含む今年の夏は、受験生ではなく、音大、音高などに通う生徒さんの補講レッスンや楽典補講に時間を割いておりました。
 8月下旬まではそれに必死で、私の子供達にも夏休み最後のほうまであまり時間をつかってあげられず、ラスト1週間ぐらいで慌ててあちこち遊びに連れていったという感じでした。
 
 そんな夏休みのレッスンを振り返ると、とにかく生徒さん達の課題が多く、歌もピアノもレッスンする曲数が相当多かったので(皆さん学校からの課題も多かったですね)、休み中に形にするのにいっぱいいっぱいで、楽しく演奏するところまで導けなかったのが反省点です。
 「形にはしたから、あとは自分で頑張って・・・」と、ある意味時間は限られているから1曲に時間を沢山使えないので仕方がないかもしれませんが、「楽しく演奏できる」のが大切であるので、未だに気掛かりでもあるわけです。

 最終的に音楽は楽しく演奏するものだと思っています。
 ただ、演奏していて楽しいと感じるのは、綺麗な声で歌えている、または綺麗な音でピアノの演奏ができていると感じられる時だと思います。
 「すごい」とかではなく、綺麗な音色・・・。
 そういう演奏をするのには、やはり基礎がきちんとできていなくてはならないので、プロを目指す人はもちろんのこと、趣味でやっている人も基礎、テクニックの習得にはちょっと時間をかけて、しっかり学んでもらえたらと思います。

 コツを簡単に一言。

 歌は体をしっかり使って喉は使わず超楽に。
 息の量は減らして減らして、響きに変えて高い場所から声を出す。

 ピアノは、手は小さな卵を軽く握っている形で、指は伸ばさず丸く。
 肩や肘の力は全部抜いて、体の重さを指先にもっていく。

 まだまだありますが、少なくともこのくらいは身につけいい音色で演奏できたら楽しいかと思います。

 芸術の秋・・・私も沢山の音楽に触れていきたいと思っていますが、先ずは学校、音大、楽団なども協賛のコンサートに携わっているので、それが無事終わったら、芸術鑑賞を楽しみたいと思っています。
 
 それと並行して、レッスンのほうもそろそろ厳しく指導していこうと思っていますが、皆さんついてきてください!

 夏に忙しくて、出演している音楽仲間からご案内をいただいていたのに行きそびれた、二期会のフランスオペラ「ばらの騎士」・・・。

 今秋、芸術鑑賞レスを取り戻したい!と切望しているところです。

 皆さんも、実りある素敵な秋をお過ごしください。



 



 

3/31/2017

音楽大学、宝塚音楽学校の受験指導奮闘記

  東京の桜は満開の一歩手前という状態で、綺麗に咲いています。

 今年度の受験指導が終わりました。
 音大、音高などの受験生の指導はこれまでもやってきておりますが、この一年間は私にとって「試練」であったとも言える気がしております。
 タイトルに「奮闘記」などと入れましたが、私にとっては決して大げさなことではなく、いろいろな意味で「奮闘」であったと改めて感じているのです。
 
 まず、今年度は浪人生を受け持っておりました。
 浪人と言ってもその生徒さんについては昨年、第二志望の私立音大は受かったのですが、残念ながら第一志望の東京芸術大学受験は合格とならず、その際に親御さんからご相談をされ、浪人せず受かった学校へ行くか、または来年再チャレンジするかという決断をする時に、昨年の主科実技の試験の時に、インフルエンザで回復したばかりで本調子とは言えなかったことと、生徒(受験生の子)が実力のある子であった為、「進路を決定するということは荷が重いのですが、この子が私の娘なら、来年もう一度チャレンジすることを勧めると思います」と、私が返答をしたことにより、浪人することに決まったという状況になり、それから一年間、今まで経験したことのない心情で指導をしていくことになりました。
 「第二志望校に入っていたとしても、また別の良い道へ進んだかもしれない」と、ふと考える時には、いたたまれない気持ちになることもあり、その反面、自分のした返答に対して、「その発言で良かったのではないか」と思ったり、複雑であったのが正直なところでした。
 それでも、「私にできることをやり尽くそう」と常に自分に言い聞かせ、指導を行ってきたつもりで、あっと言う間に時間が過ぎていったようにも思えます。

 今年に入り、受験指導も終盤という頃にはまたインフルエンザも流行り、受験生たちの体調も心配しながらのレッスンは毎回全力投球をしている感じがしておりました。
 良い結果が出るか出ないか、そこを考える時間が増え、きっと生徒さん同様、試験日がまだ来てほしくないような、早く終わってホッとしたいような何ともいえない心持ちでした。

 それでも芸大受験に関しては、「今年落とすわけにはいかない」というプレッシャーは半端ではなく、それを表に出さないことも結構大変でしたが(「先生より私のほうが大変だしー!」と言われそうですが  笑)、実技のほうもソルフェージュも後半が特に安定しており、体調さえ悪くなければまず大丈夫かな?と思えるところまで生徒さんも頑張り、かなり良い仕上がりになっていたことが、とても私の安定剤の役割を果たしてくれていたように思います。
 終盤、一番気がかりだった体調のほうも、今回は特別崩すこと無く最後の入試日まで保ち、見事声楽科に合格してくれました。
 
 今年度もう一人、エネルギーをかなり使った受験指導がありました。
 昨年3月に、お二人の宝塚音楽学校受験志望の生徒さんがいらっしゃり、一人は娘役志望、もう一人は男役志望ということで、男役志望の子のほうは、地声での受験を選択するのであれば、私は最後までは指導しないほうが良いかもしれないと思いつつ、面談をしたのを覚えています。
 結局、地声で完璧に歌うのではなく、あまり今までやったことのない裏声を受験合格レベルに持っていきたいという強い希望があったのと、声質が、男役志望と言っても、身長は
170以上あるけれどわりと細めの声で、私の声種と全く違うというほどではなかったことから(生徒さんが指導者と声種があまり違うと、初歩の段階において発声の感覚をつかみにくい為)お引き受けをし、レッスンが始まりました。
 課題曲が発表されるまでは、音符の基本的な読み方、リズムのとり方、それから当然発声をしっかりやらないといけなく、一言で「発声」と言っても、お腹や体や顏の使い方から、息の流し方、響きの付け方等、また、歌詞を付けて歌った時に、言葉のほうも音のほうもしっかり綺麗に聴こえるように歌うには、一つ一つテクニックを見につけていく必要があり、間に合うかどうかという感じで二人のレッスンをできる限り丁寧にやっていたのですが、8月頃、娘役志望の高1の生徒さんが、下調べを兼ねて兵庫県の宝塚まで行き、帰ってきた際に、「ちょっとこの世界は私の範疇を越えている気がして、断念しようと思う」というような意向を伝えてきたので、たくさん考えて出した結論であればということで、しばらくは一緒に考えましたが、結果、とりあえず今年度の受験は見送り、音大受験に切り替えるということになりました。
 声も綺麗で熱心で素直な子だったので、正直なところ、残念な気持ちはありましたが、道はいろいろあるもので、後悔さえしなければいいなと願いました。

 あとは男役志望の生徒さんのレッスンは変わらず厳しく行ったと、自分でも思います。
 打たれ強い子であったことも救いでしたが、とにかく間に合わせないとという感じで焦りを感じつつも、わりと順調に進み、声が出てきた段階になったら、今度は喉で押したくなるので、それを抑えたり、力強さを喉以外の所をフルに使って表現できるようになど、やることは山のようにありましたが、今年に入ってからは本人も猛烈に努力した成果も現れてきて、「何とかいける」という状態で終盤を迎えました。
 3月下旬の十日間の間に一次から三次試験まであるという日程の中、一次試験の数日前に高熱を出し、喉も痛いと言いながらフラフラの状態で一次に臨んだのですが、一次試験はダンスや歌の試験では無かったのも運が良かったのですが、試験中倒れることがなくクリアしたとのことでした。
 私は二次までに、傷んだ喉の状態、また声の状態が戻るのかということが心配で、祈る思いでした。
 「歌の練習が出来ないのはとても不安だとわかるけれど、とにかく二次ぎりぎりまで声は出さないで、喉の調子を治すことに専念して」と言い続けました。
 二次試験二日前にちょっと声を聴いたところ、いい感じに回復してきたと思っていましたが、付き添って宝塚に行ったお母様の話によると、二次試験当日は乾燥からか、喉がまた痛く、緊張し声も本調子ではなく、実力が出しきれなかったので合格は難しいと思ったようで、二次終了後にはそんな内容のメールをもらいましたが、しかし結果は見事通過し、最終の三次へ・・・。
 今年度は、岩手県を除く46都道府県から1042人が受験し、合格者はいつものように40人、倍率は約26倍という情報が入ってきている中、三次は私の指導の範囲ではなく健康診断や面接という内容でしたから、アドバイスなどはこれといって出来ず、私も最後は励ますことと、ただただ祈ることしか出来ませんでした。
 一次で3分の1に人数が減り、二次でもまたそこから3分の1になり、三次を受けるのは約100人。
 その中の合格者40人の中に入ることを信じ、昨日(30日)に迎えた合格発表で見事難関を突破し合格した中3の生徒さん。
 私以外のところでも勿論、宝塚の予備校といわれるところで模擬試験を繰り返し受けたりして必死に頑張って、高校受験も並行して熟し、物凄いパワーもあり、またこの道に通用する華のある子でしたが、ご家族の皆さんも一丸となって闘っておりました。

 この他、今年度は昨年中に行われた私大推薦入試の音楽指導もあり、ピアノと声楽の実技よりむしろ聴音などの点数を上げるのに苦労した時期がありましたが、昨年この推薦入試がうまくいったことが、その後の私のエネルギーになりました。
 受験指導というのは、課題曲の選曲をはじめ、入試のその日までどういう順序で、ベストの状態にもっていくか、いわゆる「作戦」のようなものが成功しないと当然結果が出ず、生徒さん個人によってかなり異なる順序になるのが難しいところだと思います。そして毎回新しい発見もあり、学ぶことも多いものです。
 今回はまた、いろいろと貴重な経験が出来たと思います。

 今年度の受験生、またご家族の皆さん、本当におめでとうございます!
 生徒さんたちは本当によく頑張りました!
 心から嬉しく思います。
 また、もしこの投稿をご覧になっている方の中に、今年の受験や試験で思うような結果が出なかったという方がいらっしゃいましたら、気持ちの切り替えは一日も早く、そして目標に向かってやるべきことを着実にやっていき、目標を達成してほしいと思います。


 未来のある若い生徒さん達へ  

 自分の力を信じ、それでも謙虚に精進していって下さい!
 何か壁にぶつかることがあったら、悩むのはなるべく少しにして、頭で考えて、乗り越え、良い方向に進んでいって下さい! 
 乗り越えられない壁は無いから。
 まずは自分のことを手を抜かず一生懸命にやって、余裕ができたら、人の為に何かができるようになって下さい!

 それは私自身がそうありたいと願うことでもあるのですが・・・。


 皆さん素敵な春をお過ごし下さい。
  
 

2/28/2017

2月1日に編曲楽譜が出版発売されました ~複雑な著作権について思うこと

 2月最後の日・・・。
 東京の冬はこんなに寒かったかと、この冬は寒さストレスとの戦いです。
 流行していたインフルエンザもほぼ落ち着いたようで、我が家は今回は誰もかからず、のり切れました。
 私はこれまで、インフルエンザにかかった我が子を抱えて眠っても移されたことがなく、インフルエンザの経験が1度も無いのですが、これは毎日10杯は飲んでいる煎茶のお陰(貧血にはあまり良くないのに、体の除菌はされている)と、勝手に思っている今日この頃です。

 さて今月1日、‟ミュージック・ベルズ ”という楽譜専門出版社より、2曲のピアノのための編曲楽譜を発売していただきました。曲集ではなく、ピースの出版です。

 パッヘルベル作曲の「カノン」(パッヘルベルのカノン・・・これは通称で、私が編曲したものの原曲名は「3つのヴァイオリンと通奏低音のためのカノンとジーク二長調」というものです)、それと、もう1曲はカッチーニ作曲の「アヴェ・マリア」です。
 「カノン」のほうは、息子がスマホのソフトの ‟ピアノタイル”(選曲した曲が電子音で流れ、それと同時にタイルが流れ出てきて、音と同時にタイルを正確に押すとクリアでき、速い曲にステップアップしていき、タイルを押すタイミングを外してしまうとそこで曲がストップするというもの)で、繰り返しカノンを選んで遊んでいるうちに、「これ、いつかピアノで弾きたい」と言い出し、私が、既に編曲出版されているものを捜してみたものの、これと思うものが無かった為(手が小さいと押さえきれない和音に対して、省略しても良い音の記譜がされているものが無いことと、原曲をそれほど崩さずにアレンジされているものが見つからなかったこと等)、「自分で書けばいい」というところに自然に行き着き、昨年11月頃に編曲を始めたのでした。
   しかし、編曲の途中で、息子に「ここのフレーズいいでしょう?」などと言いながらピアノを弾いて聴かせると、「えーっ、そんなに難しくしないで」とか、「ちょっとそんなに長い曲にしないでよ、また長くなってる!」などとうるさいどころではなく、何とも根気の必要な作業となりました。 笑
 「アヴェマリア」に関しては、私が大好きな曲で、歌の曲もピアノの曲も既に沢山の編曲楽譜が出版されています。特に吉松隆さんなどは素敵なアレンジをしており、吉松さんが左手のピアニスト用にアレンジしたアヴェマリアは、私の以前の投稿にも出させていただきましたが、大変素敵です。
 しかし、一流の演奏家が弾くのと、そこまでいっていない人、ましてや趣味でちょっと弾けるくらいの人が弾くのとでは、殆ど ゙別の曲” になってしまい、私は「誰が弾いてもそこそこ形になる曲」を残したいと思い、そこにこだわりつつ、カノン同様、原曲を変え過ぎず(好きに変えて気に入った音をどんどん入れていくのは簡単ですが、もし私が作曲したものを誰かが編曲することを考えると、そんなに変えるなら最初から自分で作ってと思ってしまう様な編曲をされたくないと思う気がする為)、その辺りに時間をつかって音を書いていきました。

 これまでにも、編曲は何曲かやっておりましたが、今回、拡散する可能性がわりと高くなる曲であると思っていたところ、やはり何か形としておいたほうが良いと、作曲の関係者からの助言もあり、ちょうど私の意向に合う出版販売形態をとっている出版社があることを知り、編曲し終えた手書きの楽譜を11月中旬~12月にかけて浄譜してもらい、出版審査を経て現在に至ったわけです。
 そして、唯一、「形」として残すものができたかなと、ややホッとした気持ちにもなっているのが正直なところです。

 ところで、ある部分で意外と慎重な私は、「出版」となると後々何か面倒なことが起こるのは嫌ですし、ひっかかることが何点かあり、著作権に対する疑問を払拭しようと、弁護士の先生にいろいろと相談をさせていただきました。
 出版するのであれば編曲についてのルールを、漠然とではなく正しく解らないといけないのが当然だと思いますが、そもそも日本音楽著作権協会(JASRAC)がどこまで何の権利を持っているのかと、昔から演奏会の度に思っていたこともあり、そこへ今回の「カッチーニ」のアヴェマリアに関しては、作曲者の誤認が常識として通っているのを知り(音楽関係者の中でもそれほど知られていないというもので、実は私も編曲出版の審査中にふと気になり、調べてわかったくらいのことなのです)、カッチーニではなく、ヴァヴィロフが作曲者であれば、没後50年経っていない・・・それなのに著作権も含めた出版の審査でひっかからずに通ったことが、かえって心配になったこと、耳コピ―で著作物を作った場合は編曲権の侵害になるのか等、素人の私には何も判断できないけれども把握しておきたいことが多々あったわけです。
 それらを弁護士の先生にどう説明していただいたか、それを全て書けば異常に長くなってしまいますので省略しますが、今回の出版に関しては問題がないという内容を伝えていただき、理解と納得ができてホッとしております。

 現在の著作権について、まだまだ私が知らないことは沢山ありますが、最近の情報(今ニュースでも連日、新しいとされる曲について、来年1月から大手の音楽教室の講師の模範演奏にも著作権料がかかる方針などと出ています)を聞いていると、考えてしまうことが多々あります。

 JASRACが「主眼」と称して掲げている文言は、「音楽の著作者の権利を擁護し、あわせて音楽の著作物の利用の円滑を図り、もって音楽文化の普及発展に資すること」だそうですが、よくよく考えてみると、これは表向きの文言で、実際は真逆の方へ進んでいると思うのは、私だけではないはずです。
 今後文化庁は何を基準にJASRACの方針の判断、決定するのでしょうか?
 ただ、使用する側のルールやマナー違反が往々にしてあるというのも事実かと思われるので、守られるべきところを守るという本来の趣旨が大事にされる必要性はあるかと思いますが、何事もバランスと、限度をどう見極めて決定するのかが大事で、そこが良い方向へ向かうように、私も見守るだけではなく、微力で出来ることは限られますが、携わっていかれたらという思いは持っております。
 私が好きなバロック音楽(バッハ、ビバルティ、ヘンデルなどの時代の音楽)は、当時は教会や宮廷で演奏され、ごく一部の人の間のものであったのが、古典派に移り、最も有名なベートーヴェンが大衆にもクラシック音楽を広める体制をつくり、そこからまた長い歴史を経て現在に至っているのですが、「音を楽しみ、音を学ぶことを共有できる」環境が継続されるために、大概な言い方かもしれませんが、音楽に携わる全ての人が、マナーと節度を守り、今後、より多くの人が音楽に触れ、それによって心が豊かになったり楽しめることを心から願っております。

 尚、今回出版された曲に関して、「弾いてはみたいけど買わずに弾けたら・・・」という方には、pdfファイル(冊子の形態ではなく、印刷していただくもの)に限らせていただきますが、下記のgmailアドレスにお問合せいただければお送り致しますのでお使い下さい。↓
  musicr.group@gmail.com


 これから花粉は嬉しくありませんが、暖かな春の日差しに変わっていくでしょう。
 私の生徒さんにもいますが、受験生の中にはまだまだこれからが勝負という人が大勢いらっしゃると思います。心穏やかに、そしてこれまでの努力が実ることをお祈りしております。


【楽譜掲載ページURL】
http://music-bells.com/?pid=113287282
「パッヘルベルのカノン」


http://music-bells.com/?pid=113285411
「カッチーニ アヴェマリア」






12/20/2016

今年最後のクリスマスソング, 今年一番心に残った演奏 ~サントリーホールにて, 今年一年ありがとうございました


今年最後のクリスマスソング

 今年も残すところあとわずか・・・。
 何があっても無くても、過ぎてみるとあっという間の一年だったと毎年思うのですが、昨日(19日)、今年最後のクリスマスソングを歌いました。
 クリスマスはまだなのに、ちょっと早いという感じですが、クリスマスには他のイベントがあるため、今年は12月の第3週から、ミニコンサート、音楽のボランティア等のクリスマスコンサートを立て続けに行い、昨日最終日を終えたのでした。
 昨日は、地元大阪府豊中市のすてっぷホールで本番を終え、東京に飛んできてくれたNPOの代表も務めている音楽仲間も参加(出演)し、花を添えてくれまして、なかなか華やかな会になったかと思います。
 クリスマスの曲といっても、一般的に良く知られているものは殆ど讃美歌集に入っている曲なのですが、昨日最後の最後に楽器も入り、皆で大合唱した「もろびとこぞりて」という曲も、讃美歌であることを知らない方がわりと多かったようでした。
 子供は曲中の「主は来ませり~」というところを、「主は来ません~」とふざけて替え歌にするのがお決まりの様で、『私もやったー!』と、その昔を思い出しながら、こっちまで歌詞を間違えそうになる・・・という、何とも危なっかしいフィナーレでしたが、出演するこちら側と、聴き手の方々との一体感のようなものを感じられる素敵なひと時となりました。


今年一番心に残った演奏  ~サントリーホールにて 

 今年、私は大変感動した演奏に出逢えました。
 10月下旬に、港区のサントリーホールにて、NHK交響楽団と共演したロシアのピアニスト ”エリザベート・レオンスカヤ”の演奏です。
 サントリーホールといえば、20年近く前に、「第九」の合唱の仕事で歌ったのがとても懐かしいです。 
 リハーサルで舞台に立ち、お風呂のような響きに驚いたのを覚えています。客席が響く造りになっているホールはわりとありますが、舞台でそんなに響きを感じるホールは、当時は本当に少なく、数日後、豊島区の東京芸術劇場で、同公演を行ったのですが、その時には音が響かず、また舞台がサントリーホールに比べて狭く、「逆だったら良かった!」と皆で話していたものでした。そのくらい、サントリーホールは響くホールなので、逆に汚い音や、ミスも目立つわけです。

 レオンスカヤの話に戻りますが、先ずは御年71歳を目前に、ベートーヴェンの「ピアノコンチェルト(協奏曲)第3番」を弾き、圧巻でした。
 これは何だろう・・・と考え、その良さの説明もしにくいのですが、包み込まれるような音を出せる方で、心が伝わってくるというような素敵な演奏でした。

 コンチェルトは長いので、暗譜の量は半端ではないのに、危なげなく弾き切る力も凄いもので、このぐらいの歳になっても、こうでなければならないと、若手の演奏家達は皆思い、感じるのではないでしょうか?
 そしてこのレオンスカヤが、テレビのインタビューで、「ピアノが歌のように弾けていない時は、メロディーを実際に歌ってみて、それをピアノで再現する、これが大事」だと言っていましたが、本当に歌うように弾くからこそ綺麗な音楽になるのだと思います。
 そして、「腕の重みを感じて弾くことで、重くも軽くも自由にできる」ということや、いろいろと演奏の神髄について話しておりましたが、話の内容は大変重要であると共に、音楽に対する謙虚さが感じられるところに、私は感動しました。
 曲をつくり上げていくプロセスが面白いから、生まれ変わっても間違いなくピアニストになる・・・そんな話もしていました。

 今や、若手の才能あふれる演奏家がいろいろな国からどんどん出てきていますが、長年、第一線で活躍してきた演奏家の演奏は、重みがあり、また格別な気もします。ベテランの方たちに、末永く名演奏を残していただきたいものです。

 同日のサントリーホールでは、その他、私の大好きなショパンのノクターン(夜想曲)作品27-2を演奏し、その柔らかい音にはただ驚くばかりでしたが、その曲が「今年の一番心に残った曲(演奏)」になりました。
 サントリーホールでの演奏ではありませんが、この曲です(レオンスカヤの演奏録音より)
 聴いてみて下さい。


その他の演奏

ショパン ワルツ 作品64-2




今年一年ありがとうございました

 今年もまた、皆さんにご協力いただいたり、助けていただいたりして乗り切った一年のように思います。
 中でも私の先生方、音楽共々支えてくれた音楽仲間や友人達、そして子供がお世話になっている、学校長をはじめとする諸先生方には並々ならぬお心遣いやご配慮等をいただき、心より御礼を申し上げます。
 生徒さんとご家族の皆さんも、ご協力いただきありがとうございました。
 また特に、10月に行いました発表会では、夏前くらいからそれぞれにご準備があり、大変お疲れさまでした。
 生徒さんの成長を感じることができ、お陰様で実りある一年になりました。

 また、相変わらず忘れられた頃に投稿する怠慢なこのブログを、変わらず覗いてみてくれた方々にも、大変感謝しております。貴重なご意見などもありがとうございました!
 その怠慢な投稿に反省したわけでは全くありませんが、来月もきっと投稿します(すると思いますにしておきます) 笑

 私もいろいろな事が一段落した暁には、他県などでも仲間たちの活動の力になれることを願っています。
 来年それが叶うか否かはまだわかりませんが、音楽を指導することは別として、演奏を行うということは、人のために、誰かのためにと言っても形となって残るものではありません。それでも、その音楽を聴いていただいている間だけでも心が豊かになったり、ちょっとでも楽しいとか、良い思い出になったと感じて下さる方が少しでも増えればと思いつつ、できる範囲で演奏活動も続けていかれたらと考えています。

 「新しい年には何かひとつ新しいことを・・・」これを私が今まで一応実行してきており、今後も続けていかれるように、その材料を見つけるための「自分探しの旅」を続けて参ります。

 一年間、本当にありがとうございました。
 皆さん良いクリスマス&良いお年をお迎え下さい。

 







8/08/2016

熱海海上花火大会, リオオリンピック, ピアニスト中村紘子さんの訃報~出会いと別れについて思うこと


熱海海上花火大会

    7月末に、例年より遅い梅雨明けがあり、また私の苦手な夏がやってきました。

  子供の頃は夏嫌いではなく、夏休みの思い出といえば、愛知県の伊良子岬、和歌山県の南紀白浜によく旅行に行ったのと、父の呉服会社の取引先からの招待旅行で、静岡の熱海にも毎年のように行っていたのも楽しい思い出です。伊良子や南紀と違って、熱海はその場所(街)自体が好きなわけではないのですが、何が良いかといえば壮大なスケールの”海上花火大会”これがすごいんですよね・・・。  花火を見て音がすごくて泣きだしていた私の子供たちも、その時期を脱し花火を楽しめる様になったので、数年前から連れていっています。

  今年もやや放心状態に近いものを体感しながら観てきました。

  今年65年目を迎えた”熱海海上花火大会”は、もともと昭和24年の台風による高波で140戸あまりの家屋が流失する災害、その翌年の熱海駅前火災、更にその直後の熱海中心街の1000戸近くが消失した大火に見舞われ、その後の復興に向けて地元市民による努力が続き、その努力に報いるべく、昭和27年に打ち上げられたのが始まりだそうです。  

   3面を山に囲まれ、「すり鉢」状の地形になっているので、海で上げる花火の音が物凄く反響し、心臓が破れそうなほどの迫力があり、この花火大会のメインの「グランドフィナーレ」の頃になると、もう気絶しそうなほどで、頭の中にある嫌な事が全て無になる瞬間が訪れてくれるのです!  

   花火は海上が一番かなと私は思っておりますが、熱海の花火は夏に7~8回、9月に1回程度、それと12月にも数回あるそうで、私は今年も含め夏しか観た事がありませんが、友人が言うには「冬もいいよー!」との事、一度は”熱海会場花火大会”を観てみてはいかがでしょうか?




リオオリンピック

   日本との時差が12時間というブラジルのリオデジャネイロでのオリンピックが開催されました。

 すでに競泳400メートル個人メドレーで、萩野公介治選手が金メダル、瀬戸大也選手の銅メダル、ウエイトリフティングの三宅宏実選手(可愛らしくてとても好きです)の銅メダル獲得で盛り上がっており、明るいスタートとなりました。

   治安やオリンピック会場の建設の遅れも心配されていましたが、6日には開会式は無事迎えられた様で良かったですね。

 今回の開会式は、私は湯河原(神奈川県になりますが、千歳川という幅の狭い川を挟んで静岡とのほぼ県境にあります)のホテルのロビーで、移動の合間にちょっとだけ見る事が出来たという感じでしたが、今後の競技は寝不足覚悟で、できる限り観て応援をしたいと思っているところです。
 「メダル」は獲得できれば本当に盛り上がり、その国の皆が元気を与えてもらえるものだと思います。
 選手たちは結果を出す事に全てをかけて臨むのでしょうから、スポーツと言ってもオリンピックの舞台は、ある意味戦場の様な場所であるのかもしれません。
 ただ、2回のオリンピックを経験し、メダルには手が届かなかった元競泳女子代表の千葉すず選手が、先月の番組インタビューで、「メダルとはご自身にとってどういうものですか?」などという質問をされ、それに対して、「メダルをとれるかとれないかの差はあまりに大きくて、ある意味酷です」と、涙を浮かべながら答えていたのを見て、いろいろ考えてみると、そういえば子供の運動会で競技の結果だけが話題になる事はほとんど無いわけで、”一生懸命やっている姿”に感動する人(親)が多いという事などが思い出され、個人的には”メダルをいくつとれるか”というところからちょっと反れて、いろいろな角度から楽しみながら代表選手たちを応援できれば良いかなと思ったりしています。

   一番応援している選手といえば、実は競泳背泳ぎの入江陵介選手です・・・。ロンドンの銀メダルから多くの苦悩を乗り越え、日本の若手選手を引っ張ってきた成果は、たとえ今回メダルに届かなくとも、皆認めてくれるのではないかと思っています。
   寝不足覚悟で、選手皆さんの応援頑張ります!

   また、来週15日には71回目の終戦記念日を迎えますが、”オリンピックは平和の象徴”であることを改めて認識し、それと共に正しい歴史認識を子供たちが持てる様に伝えていかなければならないと考えているところです。



ピアニスト中村紘子さんの訃報 ~出会いと別れについて思うこと

  7月26日、クラシック音楽の関係者でなくとも、ほとんどの人が名前は知っているのではないかというほど有名なピアニストの中村紘子さんが亡くなりました。

  もっと若くして亡くなる方もいらっしゃいますが、72歳ではまだ亡くなってもらいたくない、本当に残念なニュースでした。

  ショパンやチャイコフスキーなどの曲をダイナミックに弾く事で知られていると思いますが、中村紘子さんは3歳から小澤征爾先生等とともに、音楽の英才教育を受けてきたという方、「お湯を使って食器を洗うと、せっかく付いた手の筋肉が緩むからできないんです」という中村さんの発言を、私は小学校低学年の頃に聞き、母親に「ピアニストになると食器洗わないでいいの?」などと質問したのを今でも覚えています。  

   小学校時代、私はピアノをやってはおりましたが、それだけに専念してはいなく、フィギュアスケート他いくつかの習い事に時間を使っていたので、音楽のほうに進むと決めてもいなかったのですが、それでも子供の頃から中村紘子さんという存在は大きく、NHKのピアノ実技の講座番組に長年講師として出演されていたのは欠かさず観ておりました。  

    ピアノを弾くというよりむしろ「歌う」と表現されており、その頃から私は、中村さんの指導を観ていると、絶対に自分の演奏に何かが足りないと気付くものがあり、技術を身につけるための練習をするのは当たり前で、そのほかに大切なことがどれほどあるのかという事を知るきっかけとなったものでした。  

   ”お湯で食器を洗わない”発言は一般の人からするととんでもない事かもしれませんが、中村紘子さんくらいの人であれば言える事なんだと、いつの日か思うようになっていたのでした。  

   このぐらい有名になると、世間も演奏家に対して厳しくなり、中村さんの演奏に賛否両論はありましたが、ご自身がそれを一番よく解っており、謙虚に受け止め、精進されていたと私は思います。

  また、ある程度演奏活動をされた後に、ジュリアード音楽院でピアノの指導を受けた際に、これまで学んできた技術をことごとく否定されて、大変な思いをされたとのことでしたが、今でこそ海外留学する人も増え、本物の技術を学べる機会が増えてきたものの、日本人にとって伝統があるわけではない西洋音楽が世界に通用するなどということがどれほど大変だったかと思うと、あの時代に世界的ピアニストとして知られた中村紘子さんはやはり「偉大」であるわけで、この訃報は本当に残念に思いました。


    音楽においてもそれ以外の様々な場面においても、自分にとって大きな影響を与えてくれたり、心の支えになったり、あるいは自分が大切にしたいと思ったりする人と、一生のうちにどれだけ出逢えるのでしょうか・・・。

  その数が多ければ多いほど良いとも思わないのですが、その様な出会いはやはり宝なのでしょう。  

    私の周りには、大切な人を亡くして悲しい思いをした、または未だにそういう思いをしている人が何人もいます。

  亡くなったのではなくても、ついこの間、悲しい別れがあったと話してくれた生徒さんがいました。

  (でもそれは、縁があるのなら、またきっと会えると思いますよ・・・ !)。


    20代、30代の頃には、それほどピンとこなかったのですが、瀬戸内寂聴さんの名言というものの中に”人生とは、出会いと縁と別れです。出会ってから別れるまでの間に、嬉しいことや悲しいことがあり、それを無事に越えていくことが生きるということなんです”というものがあり、それが本当に解ると楽なのだそうですが、その意味が最近は理解出来る様になってきた気がします。

  知人の中に、「せっかく親しくなっても別れるのが辛いから、人とは最初から距離をおく」と言っていた人がいて、私は解る気はしますが、ちょっとそこまで割り切るのはさみしい気もするので、「いつか別れるという覚悟はして、良い出会いや縁は大切に大切にする」という思いに、今のところ辿り着いています。


  毎年のことながら、受験生は夏休みは頑張り時!

       たくさん栄養をとって、健康第一で一緒に頑張りましょう。


  皆さん、思い出に残る素敵な夏をお過ごし下さい!


ショパン エチュード Op10-4  故 中村紘子さん


*余談ですが、「私のもう一つの小さなブログ」にYOSHIKI   作詞 作曲のかなりいい曲(ご存知の方も多いかと思いますが、”薔薇のように咲いて 桜のように散って”)をアップしましたので、クラシックの話しから反れて、さすがにここには載せられないかなという感じですので下記より聴いてみて下さい!
  耳に残るフレーズが折り重なる曲をつくるところが、流石ですよね!
 http://pianovoce.blogspot.jp/
  
  

 


  
  
 
  


  

  

4/01/2016

新年度を迎えて

  思えば今日から新年度のスタートなのですね。
    今までの私のペースからすると、3月のどこかでブログを更新するだろうと思って、チェックして下さっている方が結構いたそうで、それを知り、私も「そろそろ何か投稿しないと・・・」と思いつつ、ただ単に気乗りがしなく、投稿も先延ばしにしていました。

    今年は3月11日前後に2回、被災地でではありませんでしたが、演奏を通して震災復興のイベントに微力ながら携わることが出来ました。
  東日本大震災から5年が経ち、震災についての話を、人前でマイクを持って話すなどという初めての経験もしました。
  突然の流れで演奏前に一言話すことになったので、アドリブもいいところで、被災した知人の話を少々したにすぎませんでしたが、それを聞きながら、また復興ソングの「花は咲く」の演奏の時に涙を流している方達がたくさんいらっしゃるのを見て、あの3.11がいかに大きな出来事だったのかを改めて感じました。
  
   昨日は東京で桜が満開というのを知りながら、予定が入っていて桜は見に行かれず、「明日にでも見に行こうかな」と思ったり、報道ステーションの司会をしていた古館伊知郎さんが降板するのが非常に残念だと思ったりしていましたが、そこへ昨日は芸能ニュースが満載だったそうで、私に次々に似た内容のメールなどが送られてきました(笑)
 「三船美佳を通り越して藤原紀香になれ」って・・・エールだか冗談だか解らないようなメールを、皆さん有難うございました(笑)
 一斉返信もちょっと・・・と思い、それでいて個別の返信もしていないのですが、この投稿でお礼を申し上げますので、これでお許し下さい(笑)
    確かに年齢は藤原紀香に近いけれどねー。。。
 気に掛けていただきて有難うございます!!!

  学生さんは皆春休みで、新年度の準備というところかと思いますが、如何お過ごしでしょうか?
  我が家は、温泉旅行の予定が私がちょっと体調を崩し、遠出は難しいという状況で急遽中止となり、子供達をコンサートやアイススケートに連れていったりしながら新年度のスケジュールの調整をまだやっているところです。

  この間の日曜日、池袋の東京芸術劇場に子供たちを連れて行ってきました。
 子供が楽しめるプログラムで、宮川彬良(みやがわあきら)さんという、作曲家で、ピアニストで、演出家でもある才能のある音楽家がいらっしゃるのですが、ピアノを習う子供が必ずといって良いほど勉強する「ブルグミュラー25の練習曲」の中の、「アラベスク」や「貴婦人の乗馬」をピアノとオーケストラのコラボ用に編曲されていたり、アンコールのベートーヴェンの「運命」も、他の曲とミックスさせて子供が飽きない長さに編曲されていたりと、楽しくて勉強になるコンサートでした。
  因みに宮川彬良さんのお父様は10年ほど前に亡くなっていますが、宮川泰(みやがわひろし)さんという、超有名な作曲家で、また奥様もバイオリ二ストという音楽一家です。
  私の二人の子供達も「楽しかった」と言っていたので、とても良かったです!
  就学前から、小学生くらいのお子さんをお持ちの方には、宮川さん演出のコンサートはお薦めです!

  それと、今年二分の一成人式(最近、学校でも生まれてから10年の歩みということで、親も参加する行事の一つとしてとりあげてくれています)を迎えた娘が、私や私の母以外に「大事なことを相談できる人ができた!」と異常なまでに元気で機嫌が良く(相談しているのか、言いたいことを言ったり聞きたいことを聞いているだけにも思え、その方に申し訳ない気もしていますが・・・ 笑)、私自身がそういうことで救われている感じがしております。
  新年度もするべきことを一つずつ、周りの方たちにお世話になりながらやっていこうと思っているところです。

   今からちょっと桜を見に行って来ようと思っていますが、下の息子が「桜なんてテレビで見られんだから十分じゃない!?」と言い出し、先ずは誘い出すことから・・・になりそうです。

  新年度、皆さんにとって良いスタートとなります様に・・・。